先日、所属会社からのヘルプ連絡が急に入った。
同じ現場で働くドライバーの車両が故障で動けないらしい。
所属会社の社員も全員出回っていて、元請け会社も動ける人がいなかったらしいのです。
そんな中での所在地確認連絡でした。
「いま、どこにいますか?」
「・・・・なんですか?いきなり!」
そんな会話から始まった。
「あっ、すみません、鈴木さん(仮名)が荷物抱えて立ち往生しているんです!」
「え?まじっすか、何積んでるんですか?」
「えっと医療器具です・・・・急ぎで病院へ運ばないとマズいんですよ・・・」
「っでどこで止ってしまったんですか?」
「都筑区です・・・ 行けますか?」
「私の次の荷受けが19時30分、19時までに現場へ行ければ間に合いそうです」
「お願いします!」
「高速使うけどいい?」
ってな具合でヘルプに向かいました・・・。
医療器具を積んで、19時30分に私の荷物を積んで、2か所の荷下ろしという運びに(笑)
まあ、焦った焦った・・・。
トラブルになったドライバーも焦ったでしょうが、こっちは2か所へ早く届けなければならず、故障で留まっているよりも焦ると思います。
後日、故障内容を聞いてみると【プラグの劣化】という事が解りました。
安い車検で済ませて儲かったって感覚はプロではないのでは?
プラグは、大方の人は車検時に交換すると思います。バッテリやシール類といった目に見えない箇所なんかの消耗品は、車検時に交換するのが一番安全だと私は思っています。
ところが、そのドライバーは、2か月前に車検を通したばかりプラグも変えなければ、消耗品なんかも全く手を加えず安く済ませていました。
各種税金類に2万円ほどの経費で車検を通したことを自慢げに話していただけに今回の件は苛立ちすら覚えました。
車検の時にプラグを交換してさえいれば、今回のトラブルは回避できたはずです。
まあ、そんな偉そうな思っておりますが、過去の私も安い経費で済ませたいって人間でありました。
この仕事を始める前は、ユーザー車検を自分で通したことすらあります。
軽配送を始めたばかりは、売り上げもたいしてなかったので経費に対してシビアになっていました。
しかし、仕事で毎日走るとなると色々なところが消耗し、見えない部品も傷んでいくのです。
その認識が甘かった・・・。
クラッチ板の消耗が最初のトラブルでした・・・。
ネットスーパーの配送中に坂道で上らなくなりました。
他のメンバーに荷物を積みかえてもらって自分はレッカー移動・・・。
次は、ラジエターの水漏れによるオーバーヒート…。
この時は、仕事終了後の帰宅時に発生したので、仕事には影響なかったの良かったですが夜間だったので修理ができず。
3回目はオルタネーターの故障で高速道路走行中に停止・・・。
医療関係の書類を八王子へ運んでいただけに大変な迷惑をかけてしまった・・・。
どうです?けっこう起こると思いません?
これでもオイル交換は毎月行っているし、細かな点検をしているつもりでしたが故障が起きています。
中古車両で十分と思っていたが新車が安心という感覚に変わった
元々は、中古車志向であり消耗品という認識で新車を買う選択をしてきませんでした。
しかし、トラブルによる仕事への影響なんかを経験してからは、新車志向へと変わっていきました。
10万キロ走行なんて当たり前、3年で20万キロ走行するドライバーも多数周りにいます。
現在の車両も新車購入3年後で18万キロも走りました…。
これだけ走るとなると中古車では、故障も心配だし前所有者がどんな乗り方をしていかた不安になってきます。
ですから今は、新車志向に変わっていったのです…。(人それぞれですよ)
っということでこれから開業する方も車両の選択は、色々と考えてみたらいかがでしょうか?
最初は稼げませんから中古となるでしょうが、トラブルなんかの準備は必要だと思います。